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 当社は本日開催の取締役会において、当社子会社の深圳皇冠（中国）電子有限公司（以下「皇冠電子」という）が中国・深圳市で推進している「ワールドイノベーションセンター」（仮称、以下「ＷＩＣ」という）プロジェクト（以下「本件プロジェクト」という）について、株式会社日建設計（本店：東京都千代田区、以下「日建設計」という）との間でコンサルティング業務委託契約書を締結することを決議致しましたので、概略を下記のとおりお知らせ致します。

記

１、業務委託の主な内容

 ① 本件プロジェクトに必要となる都市計画及び事業計画の進め方に関するアドバイザリー業務

 ② 上記に関連する現地行政、地区関係者、現地コンサルティング会社などとの協議・調整などの支援業務

２、契約締結日　　２０２１年９月２８日（火）

３、契約当事者　　宮越ホールディングス株式会社

４、実施期間　　　２０２１年１０月１日から２０２２年９月３０日まで

５、業務委託の趣旨と今後の見通し
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 当社は本年５月２１日に本件プロジェクトを所管する現地当局（深圳市都市更新・土地整備局）に対し、皇冠電子がＷＩＣの開発・運営主体となることを前提に開発意向の申請書を提出しました。現在、ＷＩＣを中心とした「車公廟（しゃこうびょう）エリア」と呼ばれる一体再開発の当該権利人のうち、皇冠電子以外の権利人から最終的な開発意向のとりまとめ作業が進められています。

 意向のとりまとめが終了し都市更新プロセスに一斉に移行した際に調整を加速するため、当社は現地当局から開発推進体制を整えるよう要請されました。このため当社は本開発計画のコンサルティング業務について、深圳を含む中国各地で豊富な都市開発プロジェクトの実績を持つ日建設計への委託が最善と判断し、同社に依頼いたしました。

 当社は現地当局からの助言を踏まえ、深圳市にある都市開発の有力専門機関と連携する方向で話し合いを進めています。この有力専門機関はかねてより日建設計の提携先でもあり、都市更新プロセスでは日建設計と同機関に連携してもらう形を想定しています。現地行政当局や関係者らとの多岐にわたる交渉過程において、当社の要望や基本理念、設計思想を十分反映していく上で両社を軸に強力なチームが編成されることとなります。

 上記「１、業務委託の主な内容」に示した通り、今回のコンサルティング業務は深圳市の都市更新プロセスにおいて再開発計画の諸条件決定、法定都市計画の作成・認可を経て開発許可に至る最も重要な過程で協力してもらうものです。本コンサルティング業務をベースとし、マスタープランなど今後発生する作成業務についてはその都度、日建設計と協議して進める予定です。

 なお、これによる連結業績に与える影響は軽微ではありますが、今後開示すべき事項が発生した場合は、速やかにお知らせいたします。

以上